shoes master 2011 / 09 / 29


20代の頃、
スニーカーが大好きで、
限定モノやレアモノを集めていた。
当時ストリート誌を月刊6冊以上作っていた事もあり、
その突っ込みぷりといったら結構イっちゃってまして・・・。
時代は過ぎ、
「スニーカー履くなら、コンバースで」といつの間にか
冒険しなくなっていた所にこのお仕事をいただいた。
shoes master。
仕事して思った事。
やっぱり、好きなものは好きという事。
今も昔も変わらず、メーカー・ショップが頑張っているという事。
デザイン初めて16年。
冒険しなくなって引き出しばかり開けるのではなく、
前向きに挑戦して行こう!
坪井健太郎
人に頼り、人に頼られるという事 2011 / 01 / 25
あるお店のお見舞いでロゴを送った。
あき山という昔ながらの居酒屋。
マスターのオーダーは「あ」。

まずは、手書きでイメージを膨らませる。
お題「あ」。
むずい・・・。

考える。
どんなお店?どんなお客?どんなマスター?どんな人が集まる?
みんなその店に何を求めているだろう?どんなお店になっていきたい?
見えた。
手書きで書いた落書きを下敷きにしてコンピュータで起こしてみる。
細い、太い、いい、わるい、バランスは?
細かくて誰にも分からない調整だけど、
この作業はデザイナー冥利に尽きる。

マスターに見せられるものができた。
説明できるものができた。
満足感と不安が交互する。
いや、自信はある。
なんてったって自分も常連の一人だから。
コンセプトはこんな感じ。
1.月夜の晩にみんなの会話があき山で盛り上がる、
盛り上がって欲しい。
会話の吹き出しの様にも雲のようにも見える。
2.今まで多かった男性客はもちろん、
女性が1人で訪れても楽しめるように、
漢字をマークのような作りにし柔らかいイメージ訴求を。
3.一杯の「さかずき」から
たくさんの笑い(口の形をイメージ)が
湧き出て来るイメージ。
4.あき山を中心にみんなが結ばれる、輪になるイメージ。
絡む、結ぶ、輪になる。
さぁてマスターにプレゼンテーションだ。

決まった。
これだ。
いや、これしかないと思った。
作っているときは客観的に見えなくなってしまう事も多々あるが、
そのお店に行き、
もう一度ロゴを眺めると、
これがあき山のロゴだ。
昨年末、本当にびっくりする事件が起った。
本当に人を助けたいと思う気持ちになった。
あき山さんは火事にあい、
住居兼、仕事場は全焼。
家族5人を守る強いマスターもさすがに、
気のない抜け殻になった。
自分はこのお店に何回も助けられた。
何回も励ましてもらった。
いつか思っていた。
自分の職種・職業が人の為、世の中の為に本当になっているのか?
本音、まだまだ本気でボランティアを考えられるほど、
精神的に大人ではないけど、
今回初めてそういう気が起きた。
マスターへの恩返し。
あき山への恩返し。
人に頼り、人に頼られるという事。
あるお店のお見舞いでロゴを送った。
あき山という昔ながらの居酒屋に。
坪井健太郎